日本を代表する写真家のひとりである中平卓馬の写真集『新たなる凝視 / New Gaze』。2017年はRat Holeより『沖縄 / Okinawa』、18年はCase Publishingより『氾濫 / Overflow』と、没後も毎年のように写真集が刊行され、世界的にも高い人気を誇る中平卓馬。本書は『来たるべき言葉のために / For a Language to Come』(1970)に続く2冊目の写真集。77年に急性アルコール中毒に倒れ、記憶と言語に障害を残しつつ辛うじて退院。以後、ほとんど全てを忘却してしまった自身の止むを得ぬ行為として、必死に取り組み始めた写真。東松照明に憧れ、William Kleinのブレ・ボケの衝撃力に感動し、それらの模倣のような作品を造り上げてきた自身の行為を「忘却」し、撮影行為を大幅に変革。夜景撮影はやめて、ブレのない「標準的な撮影行為」のもとに創作。素朴と自負しながらも「対象を明確に捉える」という基本に忠実に取り組んだ中平の思考・行為をふまえ、タイトルは『新たなる凝視』と名付けられました。
中平卓馬 写真集 新たなる凝視 希少品 中古
日本を代表する写真家のひとりである中平卓馬の写真集『新たなる凝視 / New Gaze』。2017年はRat Holeより『沖縄 / Okinawa』、18年はCase Publishingより『氾濫 / Overflow』と、没後も毎年のように写真集が刊行され、世界的にも高い人気を誇る中平卓馬。本書は『来たるべき言葉のために / For a Language to Come』(1970)に続く2冊目の写真集。77年に急性アルコール中毒に倒れ、記憶と言語に障害を残しつつ辛うじて退院。以後、ほとんど全てを忘却してしまった自身の止むを得ぬ行為として、必死に取り組み始めた写真。東松照明に憧れ、William Kleinのブレ・ボケの衝撃力に感動し、それらの模倣のような作品を造り上げてきた自身の行為を「忘却」し、撮影行為を大幅に変革。夜景撮影はやめて、ブレのない「標準的な撮影行為」のもとに創作。素朴と自負しながらも「対象を明確に捉える」という基本に忠実に取り組んだ中平の思考・行為をふまえ、タイトルは『新たなる凝視』と名付けられました。
商品の状態は写真にてご判断下さい。
かなり古い本なので経年のヤケなどあります。
中古品をご理解して頂ける方のみご購入をよろしくお願い致します。
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